デシャヴィさんの立体視できたよー!
* 注意 *
3Dデシャヴィさんが見えた方は医者に行ったほうがいい。
<カルラディア北方叙事詩のための備忘録より>
—カルラディア北西、最果ての村クルム。デシャヴィはそこで生まれた。家は貧困を極めており、両親はデシャヴィのその、あまりの器量の悪さに、早々に嫁に出すことにした。デシャヴィ、10歳の頃である。お前には若さしか取り得が無い、とにかく若さを前面に押し出していくしかない。両親のビジネスはうまくいった。
「ロリならば」と、変態紳士の下へ嫁ぐことになったデシャヴィ。しかしこの紳士も、デシャヴィのあんまりな風貌に呆然とし、彼女を調理場の隅を寝所とさせ、足枷をつけて一生そこで働かせることにした。ある日酒に酔った紳士が現れて、デシャヴィを襲おうとしたが、思わず顔を見てしまった為に憤慨し、そのままフルボッコにされてしまうこともあった。その後は酒に酔うとデシャヴィを殴りにやってくるようになった。幼い彼女には抵抗する術も無かった。屋敷で働く使用人たちは彼女を不憫に思うものの、誰一人手を差し伸べるものはいなかった。彼女は常に一人だった。
後にデシャヴィ自身も語っていたが、このような不幸話は、実に良くある話であって、とりたてて酷く不幸、というほどのものでもなかった、というのが実状である。この手の話は、酒場にでも行けば嫌というほど聞こえてくるのがカルラディアである。この大陸を覆う、長く続く乱世と、腐敗した貴族社会の中では、法や秩序は全て権力の元に集まり、本来守られるべき者たちは、常に搾取される側に回されているのである。
夜。調理場の隅にボロ布を敷いただけの寝所から窓をのぞくと、一際輝く星があることに気づいた。北極星だ。この星は、いつどんな時でも、同じ場所から彼女を照らした。彼女は星に祈りをささげるようになっていった。「星の神様、今日も生きることができました。どうか明日も私を守ってください」
こうして、デシャヴィの壮絶な日々が過ぎていった。彼女は恐怖と痛みにただひたすらに耐えた、彼女が男臭やアルコール臭に対して過敏に反応するのも、この陰惨な日々が影響を及ぼしているのは間違いない。夜になると毎日かかさず星に祈った。そして、ある日のこと、デシャヴィがいつものように祈りをささげていた時。
——お前に秘術をさずけよう——
デシャヴィ「!?」
突如、星が輝きだしたように見えた
——私の秘術を授ける、私の言うとおりにすれば、お前は真の姿を得ることができるぞ——
デシャヴィ「・・・あなたは、星の神様?」
——・・・人は私を、Yuiasと呼ぶ——
デシャヴィ「Yuias様」
——さあ、私の秘術を受け取るが良い、これでお前はもう不細工なんかじゃないぞ——
こうして彼女は秘術を得ることになった。それは—説明をするのが非常に難しいのだが—要するに化粧のようなものであるようだ、しかし、この秘術は彼女の顔形が全くの別人となってしまうという、およそこの世の技とは思えぬ技術なのである。クレティはこの秘術に関して言った「ね、簡単でしょ?要はテクスチャの差し替えなわけ、女の子なら誰でも使える魔法なんだけどね」——
<注意>
このお話はフィクションなので実在の人物とは関係ありません、が、Yuiasさんがいなかったら今日のデシャヴィさんは無かった
与太話長すぎたけど、実はCaveのほうに浮気しててCtAやってなかったんですウヘヘ。
まあ今はこんな感じー
歩兵、弓兵、騎兵、と、大分形になってきている、とはいえ、弓兵はまだ育ってなくて民兵とかばっかりだし、騎兵もコンパニオン。だが、海賊を相手にするには十分の戦力であろう。次回こそは!海賊戦!!!いい加減指揮しないと!!題名が詐欺すぎるしやべえよな!!!(続く)
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